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ヒアルロン酸注射は安全で効果抜群!でもそれって本当ですか?

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ヒアルロン酸注射(注入)に使われる「ヒアルロン酸」ってどんな成分?

プチ整形でお馴染みの「ヒアルロン酸注射(注入)」で使用されている成分、ヒアルロン酸は、保湿系の化粧品やサプリメントなどにも含まれています。
ヒアルロン酸
そもそもヒアルロン酸は、「ムコ多糖類」の一種でアミノ酸と糖で合成されています。

私たち人間の細胞内に存在しており、細胞同士をつなぐ働きをする、弾力性、保湿性の高い成分なのです。

このことから、「ヒアルロン酸注射(注入)は、安全性の高い美容整形」と言われています。

人間の細胞内に存在している成分だからこそ、アレルギー反応、拒絶反応が現れるリスクが低く、割合としても、数千人に1人程度。

正しい知識と技術を持っているドクターが、適切な量を用いて施術をすれば、トラブルが起きることはほぼないと言えるのではないでしょうか?

1.ヒアルロン酸注射(注入)でできること

◆ほうれい線、目元や眉間、口元、唇のシワ取り◆

ヒアルロン酸注射(注入)で、多くの人が希望するポイントが「シワ取り」です。
しわ
ヒアルロン酸が含まれている基礎化粧品があるものの、外側から塗布する基礎化粧品と違い、ヒアルロン酸を注射(注入)なら、内側の細胞からふっくらとしたハリを取り戻せます。

注射だけという手軽さ、そして効果の即効性から人気が高く、費用は5,000~250,000円からとポイントや年齢、注入するヒアルロン酸の種類、量で変わってきます。

 

◆口角をあげたり、目元のくぼみを解消する◆

また、ヒアルロン酸注射(注入)はシワだけでなく、下がってしまった口角をあげたり、目元のくぼみを解消するためにも使用されています。
りふとあっぷ
年齢とともに、たるんでしまった顔をリフトアップさせることが可能です。

シワ、たるみにアプローチできるため、アンチエイジングを目的とし施術を受ける人が多くなっています。

 

◆鼻を高くする◆

「鼻筋をスラッと高くしたい!けれど、メスを入れるのは怖い…」という人におすすめなのが、ヒアルロン酸での隆鼻注射”です。
鼻を高く
事前カウンセリングで、ひとりひとりのなりたい鼻に合わせて、ヒアルロン酸を注射するポイントを決めていきます。

施術の前には麻酔を施しますし、注射のみなので、ダウンタイムもほとんどありませんが、注射したポイントが内出血を起こしたり、腫れが出てしまう場合もあります。
(※3日~1週間程度で徐々に落ち着きます)

ヒアルロン酸の吸収率に個人差があるため、一概には言えないものの、半年~3年ほど効果が持続します。

10~30分程度の日帰り施術となります。

費用の目安は40,000~60,000円で、一般的には0.2~0.6㏄のヒアルロン酸が使用されます。

 

◆おでこをふっくらさせる◆

おでこ(額)に丸みを持たせたり、ふっくらさせるデザインも、ヒアルロン注射(注入)で行えます。
おでこきれい
ただ、リコンインプラントや骨セメントなどの手術を受けている人は、この方法でおでこをデザインすることは出来ません。

シリコンや骨セメントなどを挿入しておでこを整形することはできますが、ヒアルロン酸であれば永久的な効果ではないものの、年月とともに体内へ吸収されていきますし、ヒアルロン酸分解酵素で注入したヒアルロン酸を分解できるので、失敗へのリスクが少なくなります。

部分麻酔や麻酔クリームで患部を麻酔させ、注射を完了するまで、およそ10~30分程度

ヒアルロン酸での隆鼻注射と同様、内出血や腫れが起こる場合もあるので、ダウンタイムが一切ないとは言い切れないものの、3~1週間程度で術後の症状が落ち着くでしょう。

注入する量によって、費用は前後しますが、費用の目安は60,000~150,000円です。

 

◆あごを出す◆

ヒアルロン酸注射(注入)であごを出すことによって、輪郭全体をシャープに見せる施術です。
あごをだす
シリコンプロテーゼや脂肪注入より手軽に行え、施術の時間はおよそ10~30分程度。

費用の目安は65,000円~くらいからとなります。

おでこ(額)や隆鼻注射と同様、ダウンタイムはほとんどありませんが、内出血や腫れが伴う場合があります。

 

2.ヒアルロン酸注射(注入)の危険性は?

ヒアルロン酸注射(注入)は、

・施術時間
・ダウンタイムが少ない

 
永久的な効果ではないからこそ、
危険
『失敗のリスクが低い』

などのメリットがあり、他の美容整形と比べても安全性の高い方法ですが、危険性が全くないとは言い切れません。

ごく稀に、アレルギー反応、拒絶反応が現れますし(割合的には数千人に1人程度)、注入量が多いと患部が凸凹としたり、ヒアルロン酸が動脈に詰まって、血行障害を起こしてしまうことも。

ヒアルロン酸注射(注入)で考えられる危険性は、

◆チンダル現象◆

ヒアルロン酸を注入した患部が、光の加減によって青白くみえる現象です。チンダル現象

この現象が表れた人の中には、「特に気にならない」という人が多いものの、気になる場合はヒアルロン酸分解酵素を注射します。

 

◆アレルギー反応、拒絶反応◆

ヒアルロン酸を注射することによって、アレルギー反応が起きる場合があります。アレルギー

術後の腫れが収まらなないなどの症状を伴いますが、そもそもヒアルロン酸は体内に存在する成分のため、アレルギー反応が起きる割合はかなり低いです。

アレルギー反応が出た場合も、ヒアルロン酸分解酵素を注射します。

 

◆内出血、腫れ、浮腫み◆

この3点は、個人差があるものの施術後1~2週間程度で落ち着いてきます。内出血

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症状が続く場合は、アレルギー反応を疑っても良いでしょう。

そういった、アレルギー反応が出た場合、速やかに病院を受診しましょう。

 

◆血行障害◆

ヒアルロン酸注射(注入)の合併症で一番恐れられているのが「血行障害」です。血行障害

注入したヒアルロン酸が血液の通り道である動脈に詰まってしまい、血行障害を起こすことで、皮膚が壊死したり、失明などを引き起こしてしまいます。

壊死や失明などの報告は少ないものの、残念ながら0とは言い切れません。

このような危険性を回避するために、「少量のヒアルロン酸をゆっくりと注入」しましょう。

万が一、血行障害などの予兆を感じた場合は、早めに病院やクリニックに相談して、ヒアルロン酸分解酵素を注射してもらい、処置を行いましょう。

 

◆シコリ◆

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ヒアルロン酸を注入した部分にシコリが現れる場合があります。しこり

異物反応性肉芽腫」と言って、出来たシコリ自体が体に危害を加えることはないものの、美容面を気にして切除を希望する方が多いです。

 

3.ヒアルロン酸注射(注入)を成功させるポイントは「欲張りすぎない」こと!

ヒアルロン酸注射(注入)で安全に美しさを手に入れるためには、「欲張りすぎない」ことが一番です!
あれもこれも
『もっとしわを取りたい!』
『もっと鼻を高くしたい!!』
『もっとおでこをふっくらさせたい!!!』

etc…

希望はたくさんあるかと思いますが、安全に美しくなるには「少しずつの量をゆっくりと」注射しなければなりません。

大量に注射してしまうと、もしも合併症が現れたとき、分解するにも時間がかかってしまいますし、危険な症状が出なかったにしても「違和感」のある仕上がりになります。

安全性が高いのは、適切な量で適切な処置を行っているからこそ。

数千人に1人かもしれない「もしも」に備えて、ゆっくり時間をかけてヒアルロン酸を検討してみてくださいね。

参考:『皮膚が再生する』驚きのPRP皮膚再生医療の実態!

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