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【経営形態別】後悔しない!良い美容整形クリニックを選ぶ5つのポイント

美容整形

経営形態で違う!美容整形クリニックを選ぶポイント

美容整形を考えているとき、ネットで「美容整形」と調べると、
あらゆる病院やクリニックが検索結果に上がってきます。

CMなどでお馴染みの大手美容外科医院や、
あまり聞き覚えのない病院、大学付属医院、
個人クリニックなど、美容整形を行っている病院やクリニックの経営形態は様々。

経営形態を大きく分けると、

☑大手美容外科医院
☑大学付属病院
☑小規模な個人クリニック
☑併設型クリニック
☑熟練専門医グループ医院

この5つに分けることができます。

関連記事:【美容整形の写真付き体験談】メスを使用しないリフトアップの美容整形でアンチエイジング

美容整形を考えているのであれば、知っていて欲しい、経営形態で違うクリニックを選ぶポイントについて解説していきます。

名前の安心感だけで選んではいけない「大手美容外科医院」

美容整形 良いクリニック探しのポイントインターネットで検索しても、検索結果のトップに上がってくる「大手美容外科医院」。
テレビCMや雑誌など、あらゆるメディアを活用してたくさんの広告を出しているので、名前も聞き覚えがあることから、なんとなくな安心感抱けるという人も多いのではないでしょうか?

しかし、美容整形業界でいう「大手」は医者の腕前となんら関係ありません。

広告もお金さえかければ打つことができます。
その上、「大手美容外科医院」のほとんどが全国各地に10、20と数多くの分院を展開しています。

「家の近くで気軽に通える距離にあるし、大手だから安心だよね!」と思われがちですが、在籍する医者のキャリアはそれぞれ違うので、「大手美容外科◎◎A町医院」の腕前が確かであっても、「大手美容外科◎◎B町医院」の腕前が確かだとは言い切れません。
医者が変われば、仕上がりももちろん変わってきますからね。

全国展開しているコンビニだって、L社がいい!S社が好き!など、企業全体でみたネームバリューの好き好みはあるけれど、「あそこの店舗は接客が良くない、対応が悪い!」など、店舗によって様々ですよね。
大手美容外科医院だって、それと同じです。

もちろん、「大手美容外科医院」の経営実態が悪質だとは限らないものの、ネームバリューの安心感から、施術に対しての危機感が薄れてしまう患者さんも多い傾向にあります。

莫大な広告量で集客しているため、「広告費用を回収するための売上ノルマ」が決められている場合もありますし、多くの患者さんが受診を希望することから「回転数が早くなければならない」ので、患者さんひとりひとりにかける時間も少なくなってしまう恐れもあります。

また、万が一トラブルが起きたといしても、大手美容外科医院はたくさんの利益を上げている医院ばかりなので、優秀な弁護士に依頼して、裁判を起こし、トラブルがあった事実さえ奈落の底へと葬ることができますからね。

この真相はトラブルに遭った患者さんしか知り得ないと思いますが、美容整形を受けるのであれば「万が一」が起きてしまった場合まで想像する力も必要となってきます。

そして、美容整形を考えているみなさんに知ってておいて欲しいのが、【日本の医療現場では「医師免許」があれば内科、外科、精神科、などなど数多くの科、どれでも診療できる】と、いうことです。

そのため美容整形外科医として手術をしたことがない医者だって、美容整形外科手術を行っても違法にはなりません。

もしもあなたが大手美容外科医院で美容整形を考えているのであれば、ネームバリューに安心しきるのではなく、しっかりと抜かりないリサーチを行いましょう。

大手美容外科医院を企業でまとめてみた評判だけに目を向けるのではなく、自分が診療を希望している分院にはどんな医者が在籍していて、どんな経歴を持っているのか、美容整形外科医としてのキャリアは長いのかリサーチしてから、実際にカウンセリングで、患者ひとりひとりに時間をしっかりかけてくれるかどうかを見極めましょう。

カウンセリング時に、当日施術を強要してきたり、どんどん値段の高い施術を進めてくるのであれば、「お金儲けだけを目的にしている」と思った方が良いでしょう。

増えてきている大学付属病院の美容整形

美容整形 良いクリニック探しのポイント 大学付属病院でも形成外科、美容外科で「治療」を受けれるケースがあります。
大学付属病院の形成外科や皮膚科などで「顎変形症」などで噛み合わせや皮膚の異常を病気として治療するというのが今までのイメージですが、
最近では大学付属病院での美容外科が新しく設立されて、二重まぶた手術、鼻・唇等の形成術、乳房の手術、アンチエイジング、体・腕脚の脂肪吸引など美容整形全般を大学付属病院で行えるようになってきているのです。

顎変形症などを大学付属病院の形成外科で治療するのであれば、一般的な美容整形外科では適用されない保険が適用され、実費負担額が少なくなる反面、「あくまで治療を目的としている」ので、美しさの希望を重視されることはありませんでしたが、美しさを重視する自己負担の美容整形を大学付属病院でも受けれるようになってきているのです。

病院内には外科、内科と様々な科があるので、大掛かりな美容整形手術を受けた際に、万が一があったとしても対応してくれるのでは?という安心感もあるかもしれません。

ただし大学付属病院の本来の目的は研修医の教育や、新しい医療の研究です。

名医と言われている医者が施術を担当しても、名医が監修の元、研修医が処置に参入することもありますし、外科的な腕前や医学に対しての豊富な知識はあっても、美しさをデザインするセンスは、一般的な美容整形外科医の方が優れている傾向にあります。

その為、大学付属病院だからといって、満足できる最高の美容整形を必ず受けれるという訳ではないのです。

しかしながら、大学付属病院には、美容整形外科医としてのキャリアが豊富な名医が在籍していることもありますし、まだ美容整形外科では取り入れていない最先端の技術で施術を受けれることもあります。

脂肪分解や脂肪注入による豊胸手術、また遺伝子組織から働きかける皮膚の治療などを常に研究している大学付属病院もあるので、自分が受けたい施術と、大学付属病院に在籍している美容外科医がどんな人なのか、どういう実績があるのか照らし合わせながら、じっくり検討することで、美容整形外科での手術より満足がいく結果を得れる可能性もあります。

小規模な個人クリニックは経営年数も判断基準になる!?

美容整形 良いクリニック探しのポイントここで言う、「小規模な個人クリニック」とは、美容整形施術を担当する医者の数も1名~2名と少なく、医者自身が院長として個人で経営しているクリニックを指します。
看護師さんや受付スタッフなどを含めても、在籍スタッフが10名以下ということも珍しくありませんし、家族経営をしている個人クリニックも多いでしょう。

医者兼経営者である院長の名前がクリニック名になっていることがほとんどで、クリニックの名前に聞き覚えがないかもしれません。
そのため「小規模な経営となると、色々不備がるのでは?」と不安を抱いてしまいそうですが、大手美容外科医院のようにグループでないからこそ、何かあったときの責任が全て経営者である院長にかかってきます。

個人経営だからこそ、広告にかけれる予算も限られていますし、たった一度の失敗が閉業を招いてしまう危機感があるので、個人クリニックもある意味、信頼できるクリニックなのです。

しかし、最近では個人クリニックで金儲けだけを考えている悪質な医者もいるので、開業したばかりだったり、経営年数が短い個人クリニックは要注意です。

実際にそこの個人クリニックで施術を受けた人が何人いるのか?
また、施術を受けた人はトラブルなく満足しているのか?など、過去の実績と、院長のキャリアをしっかり見定めなければなりません。

「医者として20年のキャリアがある!」
と言っていたとしても、
「(内科の)医者として20年のキャリアがあるけれど、美容外科は最近転身したばかり…。」
という場合もありますからね。

もちろん、実際にカウンセリングに足を運ぶなどして、診療への姿勢を確かめる必要もあります。

気軽さこそ危険な併設型クリニック

美容整形 良いクリニック探しのポイント併設型クリニックは、美容外科を専門とするクリニックではないけれど、専門とする治療のついでに美容外科に特化した治療を受けれるクリニックのことを指しています。
皮膚科や産婦人科、内科などを専門としていながらも、診療のついでに気軽に美容外科の治療を受けてもらおうと併設しているのですが、美容外科医としての知識がない医者であることも多いため、あらゆるリスクを伴います。

併設型クリニックでは、主にレーザー治療やヒアルロン酸注射などメスを使わない「プチ整形」を中心に施術を行っています。

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どんな美容整形がプチ整形なの?プチ整形の定義とは?

しかし、プチ整形といえど、トラブルを招いてしまうことはあるのです。

担当する医者が「内科医ではあるが、美容外科医としてのキャリアが十分ある」などの場合であれば、まだ安心できるかもしれませんが、どんなに医者としてキャリアがあっても、美容外科医としてのキャリアが一切なく、美容外科の研修すら受けたことのない医者に施術を施してもらうのは極めて危険です。

医者歴◎年という言葉でついつい安心してしまいがちですが、施術を施す医者自身がどれだけ美容外科についての知識と技術を持っているのか、しっかりリサーチしましょう。

「内科や産婦人科などの診察ついでにプチ整形をしてもらおう♪」という、ついでな気軽さだけで施術を決めてはなりません。

熟練専門医グループ医院

美容整形 良いクリニック探しのポイントここで言う「熟練専門医グループ医院」とは、
熟練された確かな知識と技術を持った医者が院長として経営し、信頼できる医者仲間をスタッフとして集めて経営している医院のことを指しています。

また、優秀な医者数名でグループを作って経営しているグループ医院もあります。
主に院長ひとりが施術を施している小規模な個人クリニックとの違いは、分野が違う医者が複数名在籍しているという点です。

例えば形成外科医としてのキャリアが豊富な医者がいたり、大学病院の教授として美容外科に携わっている医者など、それぞれ違う得意分野があるからこそ、幅広い施術で高いスキルを発揮してくれることを期待できます。

分院を展開していても、多くて4~5つ程度。
もちろん、在籍している医者のキャリアや肩書だけに安心せずに、実際にその医院で施術を受けた人からの意見を集めたり、カウンセリングに行って、本当に信頼できる医院かどうか判断する必要はあります。

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