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子どもが「美容整形したい」と言ってきたら?パパとママに知っておいてほしいこと

未成年の美容整形。子供が「美容整形をしたい!」と言い出したら、親はどうする?
芸能人やモデルだけでなく、一般女性も美容整形を行うのが珍しくない世の中。
昔と比べ、美容整形に対する批判的な意見が少なくなったものの、当サイトが100人の男女(10~60代)を対象としたアンケートでは、
・肯定的なイメージを持っている 86人
・否定的なイメージを持っている 14人
という結果となりました。
肯定的なイメージを持っている人が過半数を占めていますが、その中でも「他人の美容整形は構わないが、自分はしようと思わない。」と答えた人が5割以上。
また
「やりすぎない程度であるなら、美容整形をしても良いと思う。」
「自分の子供にはして欲しくない。」
という意見も多く寄せられました。
もしも子供が「美容整形をしたい!」と言い出した場合、親であるあなたはどう対応しますか?
可愛い我が子が抱くコンプレックスを解消してあげたい気持ちはあるけれど、本当に美容整形は安全なのか?というのが本音かと思います。
そこで今回は美容整形を希望するお子さまを持つ、親御さん目線から気になる質問に答えていきます。
Q1.「子供が美容整形をしたがっているけど、親の同意なく整形は行えるのでしょうか?」
美容整形を希望する方が、未成年(20歳未満)である場合、親権者(一般的には母親、父親。または法的に親権者として認められている方)の同意書が必要となります。
これは施術の難易度、種類に関係なく必ず必要です。
各クリニックで用意されている同意書に、親権者の氏名や住所、本人との続柄、同意文と捺印、連絡先を記入しなければなりません。
同意書だけであれば、捏造されてしまう可能性もあるので、多くのクリニックで直接連絡(電話)または、同席で許可を得ていることを確認します。
また、お子さまが美容整形に必要な費用は医療ローンで支払うと考えていたとしても、18歳未満の方は医療ローンを組めません。
18歳以上で収入がある場合は本人名義で医療ローンを組むことが可能なものの、連帯保証人が必要となります。
クリニック側としても未成年の患者さまの「万が一」を考えると、リスクしかないので、強引に美容整形を強要することはありません。
Q2.「子供の美容整形は何歳から可能なのですか?」
美容整形には様々な種類があります。
二重まぶたや豊胸、隆鼻術(シリコンプロテーゼ)、ヒアルロン酸注射だけでなく、レーザーを用いたアザ消しやホクロ除去、逆さまつげの修正も美容整形と呼ばれています。
しかし、まだまだ成長段階にあるお子さまは、その成長に合わせて出来る美容整形と出来ない美容整形があります。
レーザーを用いたアザ消しやホクロ除去などは、低年齢で除去しておいた方が除去跡も残りにくい言われているので、美容整形外科では5歳くらいからレーザー治療を行うことも。
お子さまのアザには自然と消えるものもあれば、除去した方が良いとされるアザもあるので、気になるアザがある場合は皮膚科や形成外科に受診することをおすすめします。
(アザの種類によっては保険が適用されるものあります。)
また、美容整形の中でも人気の高い、二重まぶたの埋没法は早くて10歳頃から。
二重まぶたの切開法は12歳頃からと言われています。
この年齢は担当する医師の判断によって誤差があるため、目安として捉えておきましょう。
高校生になってから、顔が痩せて二重まぶたになったというケースもあるので、成長段階とその子自身の希望を照らし合わせてご家族で検討してください。
まぶたの美容整形が10~12歳頃から出来る一方で、豊胸、隆鼻術、顎削りなど骨格にまつわる部分や成長が続く部分については、完全な成長を待ってからの施術となります。
Q3.「子供が二重まぶたに整形したいと言っています。私としてはまだ整形は早いと思っているのですが、何かできることはありませんか?」
最近ではアイプチやメザイクなどの二重まぶた化粧品がたくさん登場しています。
もし二重まぶたになりたいのであれば、美容整形の前に二重まぶた化粧品を試してみるのはいかがでしょうか?
学校でお化粧が禁止されていても、二重まぶた化粧品のほとんどが無色透明なので、お化粧をしているような仕上がりにもなりません。
学校で禁止されているのならば、寝ている間に二重まぶたのクセをつける商品を使用しても良いでしょう。
「二重まぶたを使用し続けていたら二重まぶたになった!」
という人もいますし、
「高校~大学に進学してから二重まぶたになった!」
という人も珍しくありません。
ご両親が美容整形はまだ早いんじゃ?と思っているのであれば、美容整形をせずともコンプレックスが解消される代考案をおすすめしてみましょう。
Q4.「子供の受験があるため、美容整形を受けさそうと思うのですが…。」
美容整形は●歳から!という法律や定義はないものの、低年齢の患者さんの場合、これから成長するであろう見込みがあるため、美容整形はおすすめできない部位がありますが、中学生、高校生であれば、二重まぶたの美容整形は可能かと思います。
美容整形大国「韓国」では、中学受験、大学受験の対策として美容整形を行うという風習も珍しくないようです。
しかし、親御さんだけの意思で美容整形を施すことはできません。
未成年者の美容整形には必ず親の同意が必要ではあるものの、美容整形を受ける本人に意思がない場合、施術をすることは不可能です。
まずは本人の意思を尊重してあげましょう。
また、外見だけで受験に合格するということはあり得ないでしょう。
Q5.「どのような理由で未成年者は美容整形をしたいと思うのですか?」
ダイエットやお化粧をする小学生も増えています。
美意識が低年齢化していることから、10代の美容整形も増えてきたのでは?と考えられます。
未成年者の美容整形は、美しくなりたい!という理由だけで美容整形を望んでいるとは限りません。
学校で外見のコンプレックスを指摘されたり、あるいはいじめが原因で美容整形をしたいという未成年者もいます。
美容整形外科医もあまりにも若すぎる未成年者の美容整形は体への負担からすすめていませんが、未成年者ならではの悩みや理由が隠れているようです。
もしもお子さまが「美容整形をしたい!」と言い出したら、こういった理由が隠れていることも念頭に置きながら、どうして美容整形をしたいのか、しっかり理由を聞いてみましょう。
Q6.「子供が美容整形を望んでいます。私は賛成なのですが親としてどのようなことに気をつければいいですか?」
未成年者の美容整形の責任は保護者にあります。
しっかり話し合って、施術内容のメリット、デメリットも理解された上での賛成であれば問題はないかと思いますが、美容整形には「ダウンタイム」と言って、施術後、患部が回復するまでの期間が必要となります。
施術の種類によってダウンタイムの期間も違いますし、少し赤く腫れる程度であったり、外に出るのをためらってしまうほど、腫れ上がる場合もあります。
未成年者の美容整形ということですので、そんなダウンタイムをどう乗り切るかまで検討する必要があります。
夏休みや冬休み、春休みなどの長期休暇を利用して美容整形を行うのが良いでしょう。
また、クラスメイトにバレずに美容整形をしたい!という未成年者は、中学や高校を卒業するときの春休みを利用することもあるようです。
学校自体が休みでも、部活やバイトもありますから、しっかり親子で相談しましょう。
Q7.「未成年者の美容整形であまりおすすめしない美容整形はありますか?」
まだまだ成長期にあるお子さんですから、骨格を削るような美容整形や豊胸、隆鼻術など異物を入れる美容整形、脂肪吸引手術のような大きな負担がかかる美容整形はおすすめできませんし、ほとんどのクリニックで断られると思います。
二重まぶたであれば、中学生くらいから施術を引き受けてくれるクリニックが多いのですが、この理由は、「まぶたの成長が止まるのが早い」ことにあります。
他の部位は16歳~20歳くらいまで成長し続けても、まぶたは10歳頃には成長しきっているケースがほとんどのようです。
Q8.「母親は美容整形に同意しているけれど、父親は反対しています。両親2人ともの同意が必要になるのでしょうか?」
未成年者の美容整形には親権者の同意が必要です。
この同意は両親のどちらから得れればほとんどのクリニックで問題はありません。
しかし、「お母様は賛成しているけれど、お父様が反対している」ケースでは、反対しているお父様にしっかり理解してもらってからの施術をおすすめします。
同じ屋根の下で暮らしている訳ですから、美容整形をしたら気が付かれますし、今後の家族の関係を考えて話し合いを行いましょう。
Q9.「子供が逆まつげで悩んでいます。逆まつげの治療も美容整形外科で行うのでしょうか?」
逆まつげの治療は美容整形外科でも行えますが、まずは一般的な眼科へ受診することをおすすめします。
美容整形外科の場合、保険適用外となることがほとんどです。
眼科で治療として逆まつげを治すのであれば、保険が適用され、実費負担額が少なくなる可能性があります。
Q10.「思春期でニキビができて悩んでいるようです。クリニックで治療できませんか?」
思春期ニキビはスキンケアをしっかり行っていても、繰り返し再発したり、悪化して炎症を起こしてしまう可能性があります。
一般皮膚科や美容皮膚科で治療することでセルフスキンケアではできない治療を受けることができます。
参考:健康保険が『適用される整形』と『適用されない整形』・・・その違い知っていますか?
一般皮膚科は保険が適用されるため、治療費が安くなる傾向があります。
しかしながらニキビを綺麗に治して美しくする治療ではなく、ニキビの炎症を抑える治療になりがちです。
一般皮膚科の治療で満足できなければ、費用はかさんでしまいますが、美容皮膚科に通うのも一つの手段かと思われます。
Q11.「未成年の子供が美容整形を希望しているのですが、思いとどまるよう説得させる方法はありませんか?」
お子さまが美容整形をしたいと希望することに対してショックを受ける親御さんは意外と多いのではないでしょうか?
しかし、お子さまが美容整形をしたいと言い出す理由には、様々な背景が隠れています。
思春期特有の一過性なコンプレックスかもしれませんが、そのコンプレックスで毎日悩んでいる可能性も否めません。
お母様やお父様も、多感な思春期のとき、そういった悩みを抱いていたのではないでしょうか?
人間、外見が全てではないものの、外見を気にし始める年頃に差し掛かかると美容整形をしたいという気持ちを抱くのは不自然なことではありません。
お子さまの美容整形をしたいという気持ちを頑なに否定するのではなく、
こういった点を踏まえながらお子さまの「コンプレックス」に寄り添って、話し合いをしてみてはいかがでしょうか?
Q12.「子供専用の美容整形はあるのでしょうか?」
未成年のお子さまが美容整形を希望するというよりも、お母様がお子さまの美容整形に熱心だという傾向が多くなっています。
もちろん、お子さま本人の意思がなければ美容整形を受けることは出来ませんが、親子で美容に対して関心が高くなっています。
クリニックによっては子供の二重まぶた整形コースや、脱毛コースを用意していることもあります。
大手脱毛サロン「●●」では、7歳から脱毛が行えるキッズ脱毛が話題となっています。
参考:しないなんてもったいない!『ダブルクイックツイスター法』で男性にも女性にもモテましょう!