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目の美容整形は慎重に!失敗リスクを最小限にする方法

美容整形 二重 目

プチ整形でも失敗リスクの高い目元や二重の整形。

顔全体の印象が決まると言っても過言ではない目元。

分厚い瞼や、いつも眠たそうに見える目元にコンプレックスを抱えているのは若い女性だけではありません。

男女、年齢問わず、「ぱっちりした二重まぶたになりたい!」と思っている人はたくさんいるのです。

近年では、美容整形も「プチ整形」と呼ばれる日帰りで施術を受けれる手軽な整形方法も登場し、二重にしたり、目元を整形したという人も珍しくありませんよね。

しかし、その一方で、「目元や二重の整形に失敗してしまった……。」と整形に後悔している人がいることも事実。

そもそも、目元や二重の整形の「失敗」とは、どういう状態のことを指しているのでしょうか?

目元や二重の整形の失敗と言われて、真っ先に思い浮かぶのが、「思い描いていた目元や二重幅にならなかった。」と、いうデザイン的な部分かと思います。

しかし、目元や二重の整形の失敗はこれだけではありません。

目元や二重の整形での失敗事例

☑希望した目元にならなかったり、二重幅が左右非対称となる
☑整形した二重のラインに沿って、糸の膨らみが見える(埋没法など)
☑埋没法で使用した糸が露出し、抜糸が必要となる
☑腫れが引かない
☑目がコロコロと痛んだり、目が疲れやすくなる。肩こりなどを併発することも……。
☑まぶたに凹みができる(切開法など)
☑視力低下
☑目の開きが悪くなる
☑結膜炎が起こる

このように、プチ整形と言われている目元や二重の整形でも、失敗事例はありますし、いくらプチ整形だからと言ってもデリケートな眼球に近い部分の施術となりますから、思わぬ拍子に視力低下などを引き起こしてしまう危険性もあるのです。

失敗事例だけ見てると、「やっぱり整形はしない方が良いのでは……?」と、思ってしまうかもしれませんが、整形に対しての【正しい知識】と【判断力】を患者さん自身が持って整形を行えば、失敗リスクを下げながら、理想の目元や二重になることができるので安心してくださいね。

整形後の仕上がりの不満だけでなく、今後の人生において大きな弊害をもたらしてしまうかも知れない「目元や二重の整形での失敗リスク」を最小限に抑えるには、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか?

1.失敗リスクを最小限に抑えるために

美容整形 二重 目

目元や二重の整形に限らず、どんな部位の整形であっても、失敗リスクを最小限に抑えるためには、信頼できる医師とクリニックを見極めることが最大のポイントとなります。

今やエステサロンへ通う感覚で美容整形を気軽に受けれるようになってきましたし、数年前と比べると、美容整形を行っているクリニックも増加してきました。

しかし、

☑美容整形に対して知識、技術の浅い医師が整形を行うことがある
☑お金儲けを第一に考えていて、アフターケアが疎かになっている
☑過去にも美容整形トラブルがあった

など、美容整形クリニックと一言で言っても、医師の腕前や技術力、信頼度などは各クリニックごとで異なります。

信頼できる医師やクリニックを見極める方法

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☑しっかりとしたカウンセリングがあり、リスクについても説明がある

整形を行う前の事前カウンセリングのときの、医師やスタッフの対応を見てから、整形をお願いするかどうか決めるのが良いでしょう。

整形でのメリットだけでなく、きちんと【デメリット】や【施術のリスク】などマイナス点も説明してくれる医師は、信頼度も高いでしょう。

このとき、無駄なオプションを強要してきたり、強引に施術を受けさそうとするクリニックは怪しいと思っておきましょう。

▼参考記事:満足できる美容整形はカウンセリングで決まる!?カウンセリングで使えるチェックリスト

医師の経歴
医師免許さえ取得していれば、患者さんに対して医療行為を行うことができますが、美容整形クリニックにいる医師全員が、美容整形に対して絶対的な知識や技術を持っているとは限りません。

例えば、20年間のキャリアがある医師だとしても、美容整形とは関係のないクリニックで18年間勤務し、美容整形クリニックでは2年間のキャリアしかないというケースも珍しくありません。

自分を担当してくれる医師が何科の医師としてどんな実績を持っているのか確認しましょう。

滅多にない稀なケースではありますが、中には無免許で美容整形を行っていたというクリニックもあるので経歴も要チェックです。

☑価格は妥当な金額であるか?
美容整形クリニックの広告などを見ていると、「本当にこんな安い金額で美容整形が受けれるの?」と疑問を抱いてしまうような価格設定を見かけることはありませんか?

相場と比較して安すぎる美容整形クリニックも要注意!!

こういうケースでよくあるトラブルが、無駄なオプションを強要されて、予定していた金額より高くなってしまうということ。

もちろん、そうでない場合もありますが、本当に腕のある医師が美容整形を行ってくれるクリニックであれば、わざわざ金額を安く設定しなくても人は集まります。

安すぎる料金設定のクリニックは「何か裏があるかもしれない」と思っても良いでしょう。

信頼できる医師、そしてクリニックを見極める方法についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

▼参考記事:こんな医者やクリニックに要注意!ビジネス過ぎる美容整形を見抜く方法。

2.自分の顔に似合う目を知ること

美容整形 二重 目「自分が希望した通りの施術を受けれたはずなのに、もしかして失敗…?」
こう思ってしまうのも目元や二重の整形でありがちなケースです。
失敗ではないものの、自分が理想とする目元になれたのに、なんだか満足が行かずに幾度も整形を繰り返してしまうという人は少なくありません。

「憧れの芸能人やモデルのような目元になりたい!」という願望はあったとしても、目元だけの整形を考えているのであれば、自分の顔に似合う目を知ることも、整形を成功させる大きなポイントとなるのです。

鼻や口元、輪郭など、目元以外の整形も考えていて、それを見越して目元をデザインするならまだしも、目元や二重の整形を考えている人の多くがプチ整形の感覚で、目のみの整形を希望しているケースがほとんどです。

「これくらい大きな二重幅にしたい!」
「目頭まで切開して、目の大きさをグッと広げたい!」

このように思っていても、自分が希望する目のデザインと、自分の顔との相性は別物。

希望した通りの目になれたとしても、いかにも整形したようなアンバランスな目になってしまう可能性があるのです。
美容整形は、ある程度自分が希望する理想に近づくことが出来るかもしれませんが、何でも叶えてくれる魔法ではありません。

本当はこんな目元に憧れているけれど、自分に似合う二重幅はこれくらいかな?と、現実的にデザインを考えていかなければ、どんなに腕のある医師に施術を行ってもらっても失敗リスクがつきまとうのです。

そんな失敗リスクを下げるためにも、自分に似合う二重幅の選び方と、二重幅の種類について説明していきます。

【二重の種類と特徴】

美容整形 二重 目二重にも種類があり、それぞれ違った特徴があります。
末広型二重
末広型二重は日本人に一番多い二重の形で、ナチュラルメイクなどが似合いやすいと言われています。
目頭から目尻にかけて徐々に二重幅が広がっています。

蒙古襞と呼ばれる、目頭を覆うまぶたの襞が発達している傾向にある日本人は、この末広型二重が一番似合い、二重の整形の中でも自然的な仕上がりで人気が高いです。

広瀬すずさん、北川景子さん、桐谷美玲さんなどが末広型二重を持っている芸能人として代表的。

奥二重の人や、まぶたの脂肪が分厚すぎない人であれば、アイプチやメザイクなど二重まぶた化粧品を使用すれば、末広型二重になれるというケースも多いようです。

生まれつき一重まぶたで、やや奥二重気味?な筆者も、アイプチを3年間使用して末広型二重を作っていましたが、今ではアイプチがなくても自然な二重幅ができるようになりました。

末広型二重になりたい人は、整形に踏み切る前に二重まぶた化粧品を使用してみるのもおすすめですよ。

平行型二重
目頭の方まで二重幅があるのが平行型二重で、幅の広い平行型二重だと、ハーフのようなハッキリとした印象を与えることができ、若い女性から人気の二重幅です。

この平行型二重は末広型二重に比べると、大きな目元に見える傾向があるものの、蒙古襞が発達している日本人は、平行型二重に整形してしまうと不自然な仕上がりになってしまう可能性があります。

■まぶたの皮膚が薄めである
■顔立ちがハッキリしていたり、濃いめである
■蒙古襞が発達していない

上記のような条件が揃っている人は、平行型二重にしても不自然な仕上がりになりにくく、平行型二重が似合うと言われています。

平行型二重に整形するためには、末広型二重よりも広い二重幅を作らなければなりません。
そのため、まぶたの皮膚が分厚い人が平行型二重を作ろうとした場合、無理矢理広げた二重幅がまぶたの分厚さに負けてしまい、腫れぼったい目元になってしまうことがあります。

また、蒙古襞が発達している人が平行型二重を作る場合、不自然さを回避するために切開法をして蒙古襞を取り払い、平行型二重を作ることがあります。

しかし、蒙古襞をなくしてしまうと、左目と右目の間隔が必然的に短くなってしまうので、間隔が狭めの人は寄り目っぽい仕上がりになってしまうリスクも……。

それ以外にも、無理矢理に平行型二重にしようとすると、

・埋没法の糸が取れやすく、元に戻ってしまう
・目が開きにくく眠たそうな目つきになる
・切開法の場合、目を閉じたときに切開部分が不自然になる(窪みが生じたり、二重幅が食い込んでしまう)
・アンバランスさが目立つ

などのリスクも高くなってしまうのです。

このようなデメリットから、平行型二重を希望していても、カウンセリング時に医師が平行型二重に向いていないと判断した場合、末広型二重を勧められます。

しかし、お金儲けだけを目的としている医師やクリニックだと利益が高い施術を優先し、そういったアドバイスを受けれない可能性もあるので、自分に似合った二重幅を手に入れるためには、やはり信頼できる医師、クリニックを見極めることも重要なポイントとなるのです。

【自分に似合う二重まぶたを知る方法】

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☝上まぶたの内側にある皮膚の余りや突っ張り、「蒙古襞」の発達具合が自分に似合う二重まぶたを判断する基準になる

☝まぶたの脂肪や分厚さ、目の幅、右目と左目の間隔、鼻立ちなども二重まぶたのデザインを決めるポイントとなる

☑平行型二重が似合う人の特徴
・蒙古襞がない。または発達していない
・比較的に目鼻立ちがハッキリしている濃い顔
・まぶたの皮膚、脂肪が薄い

この3つの条件が平行型二重が似合う人の特徴となりますが、同じ平行型二重であっても二重幅の広さで印象がガラリと変わります。自分に似合う二重幅をデザインしましょう。

☑末広型二重、奥二重が似合う人の特徴
・蒙古襞が発達している
・まぶたの皮膚、脂肪が多い
・自然的な仕上がりにしたい。整形だとバレたくない人
・まぶたが分厚く、目と目の間隔が狭い人は向いていない

もちろん、蒙古襞が発達していても、まぶたの皮膚や脂肪が多くても、平行型二重に整形することはできますが、上記のような特徴を持っている人は、末広型二重がおすすめです。

上記の特徴を持つ人が平行型二重にする場合、埋没法だけでは二重に整形することが難しく、プチ切開、全切開、部分的上眼瞼(じょうがんけん)リフトなど、様々な施術方法を組み合わせる必要が出てくるので、計画的な整形のスケジュールを立てましょう。
特にまぶたの脂肪が多く分厚い人は、奥二重への整形が自然な仕上がりとなります。

3.目的は同じでも手術方法は異なる!?自分に合った整形を選ぼう

目元の整形において、二重まぶたに整形する場合、まぶたを糸で留めて二重まぶたを作るメスを使わない整形「埋没法」や、まぶたにメスを入れて二重まぶたを作る整形「切開法」など、例え二重まぶたに整形するという同じ目的であっても、まぶたの状態や希望する二重まぶたのデザインによって手術方法は異なります。

また、同じ埋没法であっても、2箇所を糸で留めるのか、3箇所で糸を留めるのかなど、状況によって異なってきますし、切開法の場合は部分切開(ミニ切開やプチ切開と呼ばれることもある)と全切開の2種類の手術方法があります。

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埋没法に関しては、クリニックや患者さんの状態によって、留める箇所や使用する糸が違いがありますが、糸がゆるんだり、消滅してしまうことで二重が取れてしまう可能性があるので、永久的な効果は得られませんが、切開法と比較すると、費用も安く、ダウンタイムも短いことが特徴です。

また、2種類の切開法の違いは、ミニ切開法、プチ切開法と呼ばれることもある部分切開法に関してはまぶたを1~2cm程度メスで切開して、まぶたの上の脂肪を除去しつつ、切開した内側を処理して永久的な二重を作る整形で、全切開法は部分切開が1~2cm切開するのに対し、まぶたの隅から隅までにあたる3~4cmを切開して脂肪を除去しつつ、切開した内側を処理して永久的な二重を作る整形です。

よって埋没法と比較すると費用が高い傾向にありますが、全切開法と部分切開法を比較した場合、切開する範囲とダウンタイム(全切開法の方がやや長い)に違いがあるだけで、手術にかかる時間や費用はほとんど大差はありません。

「それなら切開法をするなら、部分切開法より、全切開法の方が脂肪がたくさん取れて、より大きい目元になれるのでは?」と思われがちですが、切開法に関してはあくまで人それぞれのまぶたの脂肪量や厚みを見ながら、どちらの方法が適切であるか判断する必要があります。

もともとまぶたの脂肪が少ない人がわざわざ全切開法にしてしまうと、無駄な部分にまでメスを入れることになってしまいますし、除去できる脂肪も限られているので、部分切開法より全切開法の方が大きな目元になれるという訳ではないのです。

大きな目元になりたいがためだけに、全切開法を選択してしまうと、切開部分が目立ってしまう原因になりかねないので、カウンセリング時に自分のまぶたの状態を医師にしっかり診察してもらい、自分に合った手術方法を選んでくださいね。

4.二重まぶた以外の目元の整形にはどんなものがあるのか?

目元の整形で真っ先に思い浮かぶ整形と言えば、やはり根強い二重まぶたへの整形(二重形成)ですが、目元に関する美容整形は二重まぶた(二重形成)だけではありません。
二重まぶた(二重形成)以外に、どんな目元の整形があるのか見ていきましょう。

・目頭切開と目尻切開
目頭にある「蒙古襞」や、目尻をメスで切開することで、目の幅を広げることで、より大きく眼力のある目元を作ります。
二重まぶたへの整形でも目元を大きく見せることができますが、目頭や目尻を切開することで目の横幅が広がります。
目元を大きく見せる目的だけでなく、右目と左目の間隔が広い人などが目元のバランスを取るために目頭や目尻切開を希望することもあります。
ただし、切開しすぎると不自然な印象を与えてしまう可能性もあるので、顔全体のバランスを見ながら、どれくらい切開するのか判断しなければなりません。
技術面だけでなく、デザイン力にも定評がある医師に依頼するのが良いでしょう。

・涙袋形成
目の下のふっくらとした涙袋(眼輪筋、涙堂とも呼ばれています)を形成する整形です。
涙袋がふっくらとしていると、可愛い印象が与えられることから、比較的若い女性から人気の整形で、涙袋を作りたい部分にヒアルロン酸を注入するだけという手軽さから、密かに人気を集めている目元の美容整形です。
日帰りで手術を受けることができますが、ヒアルロン酸は1年程度で体内に吸収されてしまうため、永久的な効果はありません。

・タレ目形成
グラマラスラインとも呼ばれているタレ目形成には、メスを使用する下眼瞼下制術と、メスを使用しないタッキング法の2種類があります。
下眼瞼下制術(グラマラスライン)は、ツリ目に見えてしまう原因である脂肪を取り除く方法で、下まぶたにメスを入れ、そこから余分な脂肪を除去してタレ目をデザインし縫い合わせていきます。
一方、メスを使用しないタレ目形成、タッキング法は二重まぶたの埋没法のように、糸を使用します。瞼板と呼ばれる部分に糸を留めていき、タレ目に見えるよう施術していきます。
下眼瞼下制術(グラマラスライン)に比べてダウンタイムも短く、費用も低価格ですが、永久的な効果はありません。
この他にも、筋肉を萎縮させる効果があるボトックス注射で半永久的なタレ目を形成するケースもあります。

・目元のアンチエイジング
顔の印象だけでなく、年齢をも印象付ける目元は、アンチエイジングを目的とした整形にも人気が高くなっています。
加齢により、たるんだ上まぶた、下まぶたを切開して、余分な皮膚を取り、たるみやクマ、シワを目立たせなくする整形もあれば、目元のたるみやシワをボトックスやヒアルロン酸注射で目立たなくするアンチエイジングや、レーザーで治療し若返らせる「マドンナリフト」、リフトアップを目的とした「サーマクールアイ」や、垂れ下がってきた上まぶたをスッキリさせる「上眼瞼脱脂(じょうがんけんだっし)」など、様々な目元のアンチエイジングがあります。

▼参考記事:二重まぶただけじゃない!?目元の美容整形にはどんな種類があるの?

5.目元や二重の整形は慎重に!整形する前の心得

美容整形 二重 目今回ご紹介したように、目元や二重の整形には様々な手術方法がありますし、もしも失敗してしまったときのリスクも一つではありません。

また、プチ整形と呼ばれる比較的簡易的で負担の少ない整形については(目元のプチ整形であれば埋没法やボトックス、ヒアルロン酸注射など)整形で得た効果を永久的に維持できる保証はありません。

昔と比べ、整形を行う人も増えていて技術もどんどん進化しているので、失敗リスクが少なくなったとは言え、眼球に近い目元の美容整形ですから、見た目的な失敗だけでなく、最悪の場合、失明などの恐ろしいリスクを招いてしまう可能性も0ではありません。

某大手美容整形クリニックの医師は「目元の整形で失明する可能性はない」と断言していますが、日本国外での美容整形事情を見ていると、プチ整形であっても皮膚の壊死(えし)や、失明などのトラブルも報告されているのが現実です。

そして仮に整形が成功したとしても、整形に満足が出来ず、不必要な手術を繰り返してしまう「美容整形依存症」に陥ったり、整形したことが引き金となり、自分の外見に恐怖心や憎悪感を抱く「身体醜形障害」などの精神的な病気を発症してしまう人も後を絶ちません。

☑信頼できる医師、クリニックと出会う
☑念入りなカウンセリングを行う
☑整形でどうなりたいのか明確なビジョンを持っておく
☑自分に似合う顔と似合わない顔があることを知る
☑行う整形でのメリットとデメリットを知っておく
☑自分の希望だけでなく医師のアドバイスも取り入れる

目元の整形や整形の難易度に関わらず、失敗リスクを最小限に抑えるために共通して言えることは、上記のことを心がけて整形を行いましょう!
また、目元に関する整形を行う前に、まずは自分で出来ることをやってみるのもおすすめです。

6.目元の整形をする前にできること

二重まぶたに整形したい場合

アイプチやメザイクなどの二重化粧品を使って、二重幅をクセつけることで、整形しなくても二重まぶたになるケースがあります。

最近では、就寝中に使用することで二重幅のクセがつきやすい美容液なども販売されています。

二重化粧品でクセつけるだけでなく、まぶたのむくみが原因で目元が重たくなっている可能性もあるので、清潔な手で目頭から目尻までまぶたをゆっくりと指圧し、マッサージをしたり、日頃から塩分の摂りすぎに注意するなどして、むくみにくい生活習慣を心がけましょう。

もともと奥二重気味だった筆者も3年間アイプチを使用し続けて、今ではアイプチを使用せずに二重まぶたになりました。
周りの友人もお化粧をしはじめて、二重化粧品やつけまつげなどを使うようになってから二重まぶたになった人もいますし、何もしなくても成長過程の中で綺麗な二重まぶたになった人もいます。

10代のときは、顔に脂肪がつきやすくハリもありますが、20代になると徐々にハリがなくなってくるので、そのことで二重まぶたに変化する人もいるので、10代のうちは化粧品を使ったり、生活習慣に心がけるなどして様子を見るのが良いでしょう。

まつ毛美容液を使ってまつ毛を育毛したり、まつ毛エクステなどにチャレンジするだけでも目元の印象はガラリと変わりますよ。

目元のアンチエイジングをしたい場合

目元のたるみやクマ、細かいシワなどを整形によってアンチエイジングしたい場合、整形する前に出来ることをご紹介します。

・目元のたるみ対策
「加齢による目元のたるみは仕方ない…。」と諦める前に、少し気をつけてみて欲しいことを2つ紹介します。
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1.基礎化粧品を見直す
目元のたるみだけでなく、若々しくハリのある肌を保つためには毎日のスキンケアが欠かせません。

日々、基礎化粧品でスキンケアを入念に行っているという人も、今使っている基礎化粧品にどんな成分が含まれているのか見直してみましょう。

特に目元のたるみを気にしているのであれば、

・セラミドやコラーゲンなどの細胞間脂質と呼ばれる保湿成分
・肌の新陳代謝を活性化させるナイアシン(ビタミンB3)やAHA
・ポリフェノールやフラーレンなど、抗酸化作用のある成分
・効率よくビタミンCを吸収させるビタミン誘導体

などが含まれている基礎化粧品を選ぶことをおすすめします。

加齢や季節的なものによって、肌のコンディションも日々変化するので、自分の肌質や状態に合わせて、「今の基礎化粧品が自分に合っているのか?」と定期的に見直すクセをつけましょう。

また基礎化粧品だけでなく、食事やサプリメントからコラーゲンやビタミンをなるべく摂取するよう心がけるのも効果的です。

2.表情筋を鍛える
目元のたるみは肌の衰えだけでなく、表情筋の衰えが原因となっている可能性もあります。

表情筋は毎日の生活の中で表情を意識して過ごしたり、表情筋を鍛えるトレーニングを行えば鍛えれますが、トレーニングを始める前に、しっかりほぐしてあげることも重要です。

とはいえ、皮膚の薄い目元を闇雲にマッサージしてしまうとシワが増える原因にもなり兼ねないので、首や鎖骨周りのリンパを中心としたマッサージや、頭皮のマッサージをおすすめします。

痛いと感じない程度に頭皮を指でグッと刺激したり、鎖骨を人差し指と薬指で挟んでリンパを流すようにマッサージしてみましょう。

表情筋のコリがほぐれたら、まぶたが閉じる寸前まで目を細めてから、そのあとグッと眉毛を上げてみたり、ウィンクをする動作などで表情筋のトレーニングに挑戦してみてください。

・目元のシワ対策
目元のシワ対策もたるみ対策と同様に、基礎化粧品の成分を見直したり、日頃のスキンケアが重要なポイントとなります。

ただ、目元のシワができる原因は潤い不足だけではありません。

【目元のシワができる原因】
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1.アレルギーや疲れ目などで目を強くこすったり、血行不良を起こしている

花粉症やアレルギーで目に痒みを感じたり、長時間のスマホやパソコンの使用で目が疲れてしまい、強く擦ってしまうことはありませんか?

皮膚の中でも目元の皮膚は特に薄いので、無意識のうちに強く目を擦っていると、目元のシワに繋がってしまいます。

また、長時間のスマホやパソコンの使用、読書などで目が疲れると、目元が血行不良を起こしてしまい肌にとって大きな負担となってしまいます。

目を強く擦ってしまう原因を取り除いてあげたり、疲れた目をホットタオルなどで癒やしてあげるなどして、日頃から目元を労る習慣を付けましょう。

2.アイメイク落としが負担となっている

メイクを落とすとき、必要以上に力を入れていませんか?
目元のメイクはマスカラやアイラインなど、特にこだわりが強いという人も多いですよね。

そのため、アイメイクを落とす時、必要以上にゴシゴシと力を入れてしまい、目元に負担をかけている可能性があります。

アイメイクを落とすとき、目元に無駄な負担をかけてしまうとシワだけでなく、くすみの原因にもなり兼ねないので、アイメイク落としは【アイメイク専用のリムーバー】を使用するのをおすすめします。

アイメイク専用のリムーバーを使用しなくても、なるべく丁寧にメイクを落とすということを心がけましょう。

コットンなどにリムーバーや化粧落としを染み込ませて、ゆっくりと力をかけ過ぎないようにアイメイクを落としてみてください。
そうすることで目元へ加わる負担がグッと減少します。

肌が弱い人は、リムーバーや化粧落としもなるべく低刺激のものを選ぶようにしましょう。

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・目元のクマ対策
クマが出来る原因は、

1.加齢によるたるみ
2.遺伝的なもの
3.筋肉の衰え
4.肌の乾燥
5.血行不良によるもの
6.擦りすぎや紫外線による色素沈着(シミ)
7.目が疲れている

などが考えられます。
毎日の生活の中で疲れが溜まってしまい、血行不良を起こしてクマが出来ている場合は、なるべく体を温めること。

目を休ませてあげること。
そして体をほぐしてあげることに気をつけてみましょう。

シワやたるみ同様、肌が乾燥してしまうことで、クマもできやすい肌環境となるので、基礎化粧品は保湿成分に優れたものを選び、コラーゲンやビタミンが豊富に含まれている食品を食事に取り入れてみるのもおすすめです。

ビタミンはシミなど色素沈着に対しても効果的ですし、野菜や果物など身近な食品から摂取することができます。

寝不足や疲れなどで出やすいクマを対策するには、とにかく休養と血行を良くしてあげることが一番!

それでもなかなか改善されない場合は、表情筋が衰えていたり、色素沈着やたるみなども考えられるので、目元のたるみ対策で紹介したマッサージやトレーニングを試してみてください。

・シミやそばかす対策

そもそも、シミとそばかすは似ているようで、発症する原因が異なります。
シミができる原因は主に紫外線や肌の炎症、加齢による色素沈着によるもの。

生活習慣やホルモンバランスの乱れで出来やすく、一方でそばかすができる原因は遺伝的な部分が強いものの、そばかすもシミ同様に紫外線を浴びることで濃いくなる性質を持っています。

シミとそばかすは、出来てしまったあとから消すことを考えるよりも、まずは対策することが一番!

特に肌の生まれ変わりサイクルが乱れやすくなる30代を超えると、今までの生活習慣や紫外線によるダメージで一気にシミやそばかすが増えてしまうケースが多いのです。

シミやそばかすを予防、対策について紹介

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1.紫外線対策

シミやそばかすの一番の原因とも考えられている紫外線は、アツ~イ夏場だけに降り注いでいる訳ではありません。

 💡 日差しが弱い秋や冬、春であっても、紫外線は1年を通して降り注いでいるので、シミやそばかすを予防するためには1年を通して紫外線対策をする必要があるのです!

特に紫外線量が多く暑い夏場はしっかり日焼け止めで紫外線対策をしていたとしても、汗で日焼け止めが落ちてしまうこともあるので、こまめに塗り直しましょう。

また、夏場以外に日焼け止めを使うのが億劫だという人は、日焼けを予防する効果がある化粧下地やファンデーションを使用しても良いでしょう。

万が一日焼けしてしまった場合は、パックや冷えたタオルで肌を冷やしてあげたり、抗酸化作用やビタミンが豊富な食品(アセロラ、いちご、かぼちゃ、レバーなど)を食事に取り入れたり、十分な睡眠を確保するなどして肌を回復させてください。

2.生活習慣を見直す

「疲れていて化粧を落とさずに寝てしまった。」
「お菓子や脂物ばかりで野菜が不足しがち…。」

など、ちょっとした生活習慣も、シミやそばかすが増えてしまう原因となってしまいます。

特に年齢を重ねると、体の新陳代謝が悪くなってしまいやすいので、若い頃と同じような感覚で生活をしていると、知らず知らずのうちに肌の状態が悪化してしまうことも…。

シミやそばかすのように、色素沈着が原因で生じる肌トラブルは、美容整形クリニックや皮膚科などでレーザー治療、投薬などを続けなければなかなか改善できないものの、せっかく治療しても、生活習慣が変わっていなければ、また高いお金を払って治療をしなければなりません。

美容整形クリニックでシミ、そばかすの治療を始める前に、まずはシミやそばかすが出来やすい生活習慣を続けていないか振り返ってみましょう。

涙袋形成をしたい場合

目の下にぷっくりとした涙袋は可愛らしく見えると、若い女性を中心に人気を集めています。

フェロモンタンクやホルモンタンクといった異名を持つほど、セクシーな印象を与えることができる涙袋ですが、涙袋の正体は眼輪筋と言う筋肉です。

涙袋がある人を見かけると、「なんであの子は涙袋があるのに、私にはないんだろう・・・?」と不思議に思ってしまいますよね。

そう、涙袋の有無はこの眼輪筋が発達しているかどうかで個人差があるのです。

涙袋を作りたい人は、眼輪筋を鍛えることをおすすめします。
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1.涙袋を作る眼輪筋の鍛え方
ウィンクやまばたきなど、目元の周りの筋肉を使う動作でも、涙袋の正体である眼輪筋を鍛えれますが、しっかり眼輪筋を鍛えたいという人は、下記のトレーニングを参考にしてみてください。

≪眼輪筋を鍛えるまばたきトレーニング≫

目を薄く閉じ、その状態から時間をかけてギュッと目を閉じ5秒間キープ。
その後は少しずつ目にかかった圧力を弱めます。
そして眉毛が上に上がるように目をカッと開き、5秒間キープします。
5秒キープしたあとはリラックスした状態に戻す。

眼輪筋を鍛えるということは、表情筋を鍛えるということ。
ぷっくりとした涙袋を作るだけでなく、目元のたるみやシワ対策にも効果的なので、気がついたときにぜひ取り入れてみてください。

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2.メイクで涙袋をぷっくり見せよう!
メイクのとき、涙袋を作りたい部分に、ラメ入りの白いアイシャドウを入れると立体感が出て、ぷっくりとした涙袋のように見せることができます。

目頭から下まつげの辺りをくの字状に囲うようにラメ入りアイシャドウを入れてみましょう。

アイシャドウだけでなく、ファンデーションより少し明るめのトーンのコンシーラーでも代用することができますし、最近では涙袋専用の化粧品も登場しています。

メイクで涙袋を作るときは、あくまでナチュラルであることを心がけてください。膨らみのある涙袋に見せようと、アイシャドウを入れすぎると不自然な印象を与えてしまいます。

また、涙袋メイクと言えば、ラメ入りの白いアイシャドウが定番アイテムではありますが、代わりに赤色のアイシャドウを使うのもおすすめです。

赤色のアイシャドウを使うと、あどけなく儚いイメージの目元に仕上がりますよ。
自分に合った涙袋メイクを研究してみてくださいね。

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