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ニードル脱毛は痛い?費用や痛みなどニードル脱毛に関するQ&A

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1.ニードル脱毛は痛い?

1-1.ニードル脱毛(針脱毛)とは

最近では、レーザー脱毛や光脱毛が主流の脱毛となっていますが、レーザー脱毛や光脱毛が登場する前、1980年代頃に主流とされていたニードル脱毛。

針脱毛とも呼ばれていて、アメリカでは100年以上の歴史を持っている脱毛方法です。

ひとつひとつの毛穴からしっかりムダ毛を脱毛できることから、現代でもニードル脱毛(針脱毛)を扱っているクリニックやサロンがありますが、ニードル脱毛(針脱毛)とはどんな脱毛方法なのでしょうか?

1-2.ニードル脱毛(針脱毛)の仕組み

ニードル脱毛(針脱毛)はその名の通り、特殊なニードル(針)を使って脱毛を行います。

美容整形 脱毛ひとつひとつの毛穴にニードル(針)を挿し込んでいき、そのニードルに微弱の電気を流し、毛根へ電流を送り、毛が生える原因となる発毛組織である「毛母細胞」を電気で破壊して脱毛効果を図るというもので、脱毛直後から毛が抜け落ちるため、効果を実感しやすい脱毛方法なのです。
毛が生える原因となる細胞組織そのものを破壊していくので、個人差はありますが、1~2回脱毛を行えばほとんどの場合、毛が生えてこないことから「極めて永久脱毛に近い」脱毛方法とも言われています。

1-3.ニードル脱毛(針脱毛)は毛が生えた状態で行います!

脱毛前に毛の処理をしなければならないレーザー脱毛や光脱毛とは違い、ニードル脱毛では毛根に電流を伝えなければならないため、2~3mm程度、毛を生やした状態で脱毛します。

1-4.ニードル脱毛(針脱毛)の痛みは激しい!?

ひとつひとつの毛穴に直接ニードル(針)を刺していくニードル脱毛(針脱毛)は、レーザー脱毛や光脱毛よりも痛みが強く、また、脱毛後も痛みや腫れ、赤みなどが出やすいので、

「冷や汗をかくような痛さで涙がでた!」
「肌がチクっというより焼けているような感覚で痛かった…。」

と、言われていますが、中には

「我慢できるくらいの痛さだった」
と、言う人もいます。

痛みをなるべく感じないように、脱毛部分を冷やしてくれたり、クリニックなら希望をすれば表面麻酔などを施してくれることもありますし、ニードル脱毛(針脱毛)にもいくつか種類があるので、種類や肌の状態、脱毛を行う人の技術などによって痛みの感じ方に差があるようです。

1-5.ニードル脱毛(針脱毛)にかかる費用と時間

ひとつひとつの毛穴を確実に処理していくニードル脱毛(針脱毛)は、レーザー脱毛や光脱毛よりも時間と費用がかかります。
体に負担がかからないように、脱毛にかける時間は1回、1時間程度としているところがほとんどです。
1回の脱毛では狭い範囲しか脱毛を行えないので、一般的な毛量で両脇を脱毛する場合、【1時間程度の脱毛×5~6回】が完了目安です。

指先など狭い範囲の脱毛であれば、2回の脱毛で完了したという方もいますよ。

また、費用も脱毛範囲、クリニックでの脱毛かサロンでの脱毛かで変わってきます。

・クリニックの場合
脱毛に必要な費用とは別に、針代や初診料や血液検査、処方箋、麻酔などの費用がかかってくるので、サロンでの脱毛と比較すれば高額になる傾向にありますが、医師の判断でその人に必要な処置を施してくれるため、安全に脱毛できると言えます。(脱毛以外にかかる費用はクリニックやその人の状態、希望によって変わってくるので、一概には言えません。)

【脱毛以外に必要となる費用の目安】
▼診料の目安 3,000~7,000円程度
▼血液検査の目安 5,000円程度
▼麻酔(希望した場合)の目安 3,000円~ ※麻酔の種類や範囲による
▼針代の目安 4,000円~
▼処方箋や軟膏代の目安 300円~
▼脱毛テスト代の目安 5,000円~

脱毛にかかってくる費用はサロンと同様、

▼脱毛1本につき500円など、ムダ毛1本に対して料金を設定しているケース
▼1時間30,000円~など、時間制で設定されているケース
▼腕部分の脱毛が○円~など定額制のケース

などがあります。毛の量にもよりますがクリニックでの脱毛の場合、脇の脱毛が完了するまでに約100,000円ほど必要となってきます。

・サロンの場合
サロンであってもクリニックと同じように、
ムダ毛1本あたりの料金設定であったり、時間制であったり、定額制であったりと、サロンによって料金設定は様々ですが、サロンの場合、初診料や血液検査などがなく、また脱毛料金もクリニックと比較すると安い傾向にあります。

ニードル脱毛(サロンの場合は美容電気脱毛と呼ばれています)の扱いがあるサロンの中でも、大手サロンとして有名なエステティックTBC。

TBCスーパー脱毛というコース名の脱毛であれば、鼻下やえりあし、手足の甲、指などのデリケートゾーンで1本143円。
ワキや腕、脚などのプレーンゾーンで1本130円の料金設定となっています。

毛の本数は個人差がありますが、少ない人なら50本程度。多い人で100~300本くらいと言われているので、例えばワキに生えた100本の毛を、TBCで脱毛した場合、単純計算すると、【100(本)×130(円)=13000(円)】となりますよね。ただし、サロンのニードル脱毛はクリニックのニードル脱毛(針脱毛)より、使用する電気の出力が弱いので、クリニックよりも脱毛へ通う回数が多くなることもありますし、オプションで肌のケアを行う場合もあるので、毛の本数だけで明確な料金が算出できません。
脱毛を契約する前に、サロンスタッフの人とカウンセリングを行い、だいたいの料金を見積もってもらいましょう。

2.ニードル脱毛(針脱毛)の種類

2-1.医療機関が行う医療針脱毛(絶縁針脱毛)

そもそも、医療脱毛でなければ「生涯を通して毛の処理をしなくていい。もしくは毛の再生率が20%以下」である状態を意味している【永久脱毛】を謳うことはできません。
そのため、医療機関が行うレーザー脱毛であっても、毛の再生率が20%以下にならなければ本当の永久脱毛とは言えませんが、その中でも、医療針脱毛(絶縁針脱毛)は「本当の永久脱毛」として定評がある脱毛方法です。

医療針脱毛(絶縁針脱毛)は、電気や熱を通しにくい性質を持つ絶縁体を使用した針(絶縁針)を毛穴に刺すので、発毛組織部分に電気を流した際も皮膚への通電を防ぐことができます。このことから、脱毛のときに強力な電流を流しても、皮膚が火傷を負うリスクが少ないのです。

この絶縁針は専門的な知識と技術を所持している医療機関のみで使用を認められているため、サロンでは絶縁針を使用できません。そのため、サロンでは絶縁効果のないニードル針を使用し脱毛を行うので、医療機関での医療針脱毛より弱い電流を使って脱毛を行っています。

2-2.サロンが行う美容電気脱毛

サロンやエステでは、医療器具を扱うことができません。そのため、サロンやエステでニードル脱毛と呼ばれている脱毛は、厳密に言うと美容電気脱毛です。

美容電気脱毛は、ニードル(針)の変わりにプローブという電極を使用します。
医療針脱毛と比較すると電流も弱いので、弱い電流を長時間流し続けることから肌への負担が懸念されていますが、近年では美容電気脱毛の種類も増えてきているので、人それぞれ違う肌の状態などに合わせて脱毛方法を選択することができます。

▼美容電気脱毛の流れ
美容電気脱毛は、毛の生え変わりサイクルである毛周期に合わせながら、皮膚から顔を出し
ている目に見える毛から処理し、また新しく生えてきた毛を処理していくため、脱毛回数に個人差があります。

(1)肌の状態、毛質のチェック
美容電気脱毛を安全にそして確実に行うために、肌の状態や毛の流れている向き。また毛の量や毛質等を観察します。脱毛前には肌に消毒を行い肌を清潔な状態にしてきます。

(2)脱毛処理
毛穴に沿って、プローブ(※電気を流すために必要な電極で、医療針脱毛でいうところの針の部分にあたるもの)を挿し込んでいきます。
弱い電気を流して、ムダ毛が生える原因となる発毛組織を1本1本処理していきます。

(3)脱毛終了後
脱毛処理が終わったら、脱毛により負担がかかった肌を安定させ、消毒などを行います。

▼美容電気脱毛の種類
日本スキン・エステティック協会が定めている美容電気脱毛の方法は3つあり、中でも主流となっているのが「フラッシュ法」と呼ばれる美容電気脱毛です。

・フラッシュ法(高周波法)
フラッシュ法、または高周波法と呼ばれる美容電気脱毛。痛みが少なく、現在の美容電気脱毛の中でも、主流となっている方法です。

高周波が持つ加熱作用で、毛が生える原因となる発毛組織を凝固させて処理していきます。
また、高周波の出力の度合いによって呼び方が変わり、高周波の出力が高いものを「フラッシュ法」。高周波の出力が低いものを「マニュアル法」と呼びます。

広範囲に渡り脱毛が可能で、高周波の出力が高いフラッシュ法であれば、ムダ毛1本あたりの処理が1秒以下で行えるため、時間がかかる美容電気脱毛の中でも脱毛時間が早いことから人気を博しています。
高周波の出力が低いマニュアル法であっても、ムダ毛1本あたりの処理にかかる時間は1~3秒。

金属アレルギーを持っていることから、ブレンド法で脱毛ができないという人にも対応している脱毛方法ですが、電気分解法と比較すると脱毛効果は弱く、向かいない毛質もあります。

・電気分解法
電気分解作用を利用した脱毛方法で、電気分解作用によって毛穴の中で水酸化ナトリウムを発生させて、ムダ毛が生える原因となる発毛組織を処理していく脱毛方法です。
この電気分解法の最大の特徴はどんな毛質であっても脱毛が可能で、脱毛効果が高いという点です。
しかし、フラッシュ法やブレンド法と比べると処理時間が長く、ムダ毛1本につき、60秒~80秒ほど時間がかかってしまうため、施術にかかる時間や脱毛回数が多くなることから、脱毛費用が高額となり、フラッシュ法より強い痛みを感じる脱毛方法です。

・ブレンド法
ブレンド法はその名の通り、脱毛効果が高く、どんな毛質であっても脱毛が可能だが、時間と費用が高額となり、痛みを感じやすい【電気分解法】と、脱毛効果は落ちるが痛みが少なく脱毛時間が短い【フラッシュ法(高周波法)】を取り入れた脱毛方法です。アルカリと熱の作用を上手く利用し、ムダ毛が生える原因となる発毛組織を処理していきます。
ムダ毛1本につき、3~20秒ほどの処理時間で、どんな毛質であっても脱毛が可能。また、広範囲に渡る脱毛が可能なのが特徴です。

【美容電気脱毛は高度な技術が必要となります!】

このように、美容電気脱毛の種類は様々で、今回紹介した3つの脱毛方法以外にも、サロンが独自に開発した美容電気脱毛もありますが、どんな美容電気脱毛であっても、高度な知識と確かな技術が必要となります。

医療機関での医療針脱毛(絶縁針脱毛)は、医療行為にあたるため、医療免許の保有者でなければ施術を行うことができないものの、サロン、エステでの美容電気脱毛は医療針脱毛より弱い電力を使っていて、医療行為にならない範囲内で施術を行っています。
また、脱毛業界には脱毛に特化した国家資格が存在していませんが、日本医学脱毛学会という機関が「認定脱毛士」という資格を独自に設けているので、スタッフ選びの参考にしてみてください。
とはいえ、サロンに限らず医療機関であっても、たくさんの資格や免許を保有していても、悪質なサロン、クリニックがあるので、実際にカウンセリングへ足を運んでしっかり選定してくださいね。

3.ニードル脱毛のメリットとデメリットを比較してみよう!

レーザー脱毛や光脱毛が主流となった現代では、はっきり言って、医療機関でのニードル脱毛(医療針脱毛)も、サロンでのニードル脱毛(美容電気脱毛)も、よっぽどの理由がない限り、あまりメリットがない脱毛と言えます。
しかし、レーザー脱毛や光脱毛が受けれない人や、限られた部分だけをしっかり脱毛したいという場合にはメリットがある脱毛方法です。そんなニードル脱毛のメリットとデメリットを比較してみましょう。

3-1.ニードル脱毛(針脱毛)のメリット

・自己処理の必要がない
ニードル脱毛(針脱毛)は毛が生えている(2~3mm程度、毛を伸ばした)状態で行うため、レーザー脱毛や光脱毛のように脱毛前の自己処理が必要ありません。
レーザー脱毛や光脱毛でありがちな剃り残しがあって別料金を取られたり、脱毛が受けれなかったなどのトラブルを回避できます。

・レーザー脱毛と光脱毛ができない人でも脱毛できる
レーザー脱毛と光脱毛の脱毛機器は毛の色素だけでなく、あらゆる色素に反応するため、ホクロやシミ、タトゥー、色黒であるなど、肌に色素沈着がある部分まで脱毛機器が反応してしまい火傷を引き起こしてしまう危険性があります。
そのため、ホクロやシミ、タトゥーなどの色素沈着部分が脱毛できませんが、ニードル脱毛(針脱毛)は色素沈着がある部分も脱毛を行うことができます。

ただし、クリニックやサロンによってはニードル脱毛(針脱毛)であっても、ホクロ部分を脱毛できないというケースもあるので、事前に確認しておきましょう。

・高い脱毛効果を得られる
毛穴ひとつひとつの発毛組織から処理していくニードル脱毛(針脱毛)は、レーザー脱毛や光脱毛より高い脱毛効果を得られ、脱毛直後から毛が抜け落ちるため効果が実感しやすいです。レーザー脱毛や光脱毛では脱毛効果が満足できない人や、完璧な永久脱毛を望んでいる人におすすめです。

3-2.ニードル脱毛(針脱毛)のデメリット

・痛みが強い
ニードル脱毛(針脱毛)の最大のデメリットとも言える「痛み」。
その痛みは、針を使って色素を沈着させるタトゥーよりも痛いという声もあるほどです。
しかし、下火となった現代でも、ニードル脱毛(針脱毛)の技術は進歩していますし、サロンでの美容電気脱毛であれば、痛みが少ない脱毛方法が開発されています。

また、クリニックでのニードル脱毛(針脱毛)の場合、希望すれば麻酔などを施してもらえるので、痛みが不安な人はクリニックに相談してみましょう。(※麻酔は医療行為となるので、サロンでは受けることができません。)

・費用と時間がかかる
ニードル脱毛(針脱毛)はひとつひとつの毛穴に生えたムダ毛を丁寧に処理していくので、レーザー脱毛や光脱毛よりも圧倒的に時間がかかってしまいます。そのため、脱毛費用も高額となるので、広範囲に渡る脱毛は向いていないと言えるでしょう。
ただし、一度脱毛した部分は毛が生えてきにくいので、レーザー脱毛や光脱毛のように同じ部分を何度も脱毛しなければならないケースは極めて稀です。

3-3.ニードル脱毛(針脱毛)が向いている部位は?

ニードル脱毛(針脱毛)は一見、デメリットの方が多いのでは?と思ってしまいますが、脱毛直後から効果を実感しやすく、タトゥーやホクロ、シミなど色素沈着がある部分の脱毛や、手や足の指のみなど、レーザーや光を照射できない部分や、限定された狭い範囲の脱毛には有効的な脱毛方法です。
レーザー脱毛や光脱毛では脱毛しきれなかった太く濃い毛や、レーザー、光が反応しにくい産毛。眉毛や指先などの狭く限定された範囲の脱毛はニードル脱毛のメリットを感じやすいでしょう。

4.ニードル脱毛は医療機関での脱毛がおすすめ♪

美容整形 脱毛ニードル脱毛は痛みや時間、費用などのデメリットがあるものの、確実に永久脱毛の効果を得るためにはピッタリな脱毛方法です。
ニードル脱毛(美容電気脱毛)を扱っているサロンもありますが、高い効果が得られる反面、肌への負担が大きく、脱毛後の肌トラブルも起こりやすいため、ニードル脱毛を行う場合は、医療機関での脱毛をおすすめします。
自分の肌質や部分的な悩みに合った脱毛方法で、すべすべ美肌を手に入れましょう!

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